カラオケで加点するためには、抑揚をつけたり、ビブラートやロングトーンを使ったりするとよいでしょう。また、加点項目によっては裏技を使って点数を上げやすくすることもできます。カラオケの加点で大事な要素と、知らないと損する3つの裏技を詳しく解説します。
もくじ
カラオケの加点となる5つの要素
カラオケで採点の基準となるのは音程です。それに対し、抑揚やビブラートは加点要素となります。90点以上の高得点を目指したいなら、加点要素を使って点数を上げていくことが大切です。カラオケの加点要素について解説します。
1. 抑揚
歌声に強弱をつける抑揚は得点数が高いため、加点要素で点数を上げたい時は真っ先に練習したい項目です。曲を1~6に分けた演奏区間全てに抑揚が入っていることが、カラオケの加点のためには重要です。
最初はA・Bメロは弱く歌い、サビは強く歌うなどして声量をコントロールするコツを掴み、慣れてきたら、フレーズごとに抑揚をつけて歌うとよいでしょう。
2. ビブラート
歌声を上下に振動させて、一定時間、音程と音量を保って伸ばす歌唱法がビブラートです。間隔が短く揺れ幅が小さいビブラート(ちりめんビブラート)は音程が外れていると判断される場合があるので注意しましょう。
そのため、ビブラートで加点したいときは、振動幅を大きく、1秒以上長めに伸ばすことがポイントです。
3. ロングトーン
正しい音程と安定した声量で、声をまっすぐに伸ばす歌唱法がロングトーンです。カラオケでロングトーンの加点を取りたい時は、下記がポイントです。
- 1秒以上声を伸ばす
- 声量が一定
- 音程が合っていること
秒数が短すぎたり、音程や声量に安定性がかったりすると、ロングトーンとして採点されない場合がありますので注意しましょう。
4. しゃくり・こぶし・フォール
こぶし、しゃくり、フォールは回数で判定され、加点要素として存在するものの、点数配分は低いといえます。100点を目指す場合は、しゃくり30回程度、こぶし5回程度は入れるようにするとよいでしょう。
また、これらの項目は何回使っても問題はありませんが、歌唱力が低い状態で多用すると、音程が外れていると評価される点には注意しましょう。
そのため、しゃくり・こぶし・フォールは、カラオケで点数を稼ぐ方法としては、向いていないといえるでしょう。
5. 裏加点
計算上表示されている以外の加点項目として「裏加点」があるといわれています。点数は3点未満と加点数も高くはありませんが、100点を目指すなら攻略が必要な項目です。
裏加点を取りたいなら、響きがあり芯のはっきりしている「倍音の多い声」で歌うと良いとされています。ただし、カラオケ機で数値化されていない非公表の内容のため、具体的なところは分からない部分が多い項目です。
カラオケの加点を促す3つの裏技
カラオケで加点を取るにはある程度の歌唱力が必要です。しかしながら、裏技を使えば簡単に加点できる項目もありますので、試してみると効率よく点数を取れるかもしれません。カラオケの加点を簡単に取れる裏技を紹介します。
1. 抑揚はマイクの距離を使ってつける
抑揚は下記のように、マイクの距離を使うと簡単につけられます。
- 声を小さくする:マイクを口元から離す
- 声を大きくする:マイクを口元に近づける
拾う音をマイクの距離でコントロールし、抑揚をつける裏技です。
ただし、この方法を使う際はマイクを正しく持つことが大切です。正しいマイクの持ち方は下記の通りです。
- マイクの持ち手部分を握る
- マイクと床が平行になるように持つ
- マイクヘッドを口元に向ける
間違った持ち方で距離を使って抑揚をつけても、採点されない可能性があるため注意しましょう。
ビブラートやロングトーンのある曲を選ぶ
ビブラートやロングトーンで加点を取りたい場合は、曲選びも重要です。特に、ビブラートは、時間が短かったり、上下の揺れ幅が小さすぎたりすると、音程が外れていると採点される可能性もあります。
そのため、ビブラートやロングトーンがはっきり分かる、バラードなどを選曲することも加点を増やす裏技です。
裏加点は有線マイクとイコライザーを準備する
声に倍音を含ませることで加点される「裏加点」は下記の機材を準備し、使うことで点数が取りやすくなります。
- 有線マイク
- イコライザー
特に、カラオケ店のマイクでは、バッテリーが消耗している、マイク自体が劣化している可能性もあるため、自分のものを使うだで点数が上がる傾向にあります。
有線マイクにコライザーを繋いで倍音を調整すると、さらに裏加点アップが期待できますが、あくまで裏技とし試してみる程度がおすすめです。
カラオケの加点を効率よく獲得する方法
カラオケの加点を効率よく獲得するなら、1. 抑揚、2. ビブラート・ロングトーンの順に攻略すると良いでしょう。抑揚は音程の次に重要な評価項目で、ビブラート・ロングトーンは、加点項目の中では、点数が付きやすいです。カラオケの加点を効率よく獲得する方法を解説します。
前提:音程が取れるまで加点は多用しない
先に、加点項目のみで高得点を取るのは困難です。そのため、まずは大前提として、音程が正しく取れるように練習を繰り返しましょう。
音程が一致していない状態でビブラートやしゃくりを使うと、表現力ではなく、音程のズレとして判定される恐れがあります。そのため、音程の一致率が80~90%台になってから、加点項目で効率よく点数をとっていきましょう。
抑揚をつける
音程がある程度とれるようになってきたら、最初にできるようにしたい加点項目が抑揚です。音程の次にカラオケの採点項目として重要なため、抑揚で加点がきるようになってから、その他の項目を練習するとよいでしょう。全採点区間で何回か、マイクを近づけたり、遠ざけたりすると効率よく加点できます。
ビブラートをマスターする
ロングトーンは多用すると安定感が低いと判定される可能性があります。そのため、長く深めのビブラートを複数回使う方が安定的に加点される可能性が高いといえます。
音程、抑揚の次にビブラートをマスターするのが、効率よくカラオケで点数を稼ぐ方法です。ただし、ロングトーンもカラオケの安定感に関わる技術のため、どちらも使えるように練習しましょう。
100点が目標でなければ、その他の加点にはこだわらない
しゃくり、こぶし、フォール、裏加点は、練習しても大幅な加点に繋がらないため、100点を目指すのでなければ、そこまでこだわらなくてもらなくてもよい項目です。
とはいえ、これらの歌唱技術が含まれることで、人が聞いて「上手い」と感じる歌声ができあがります。カラオケで点数を取るだけでなく、人に気持ちを届ける歌唱力が欲しいなら、マスターしたい項目といえるでしょう。
カラオケで超高得点を狙うなら加点項目のマスターも必須!
カラオケでは音程を一致させても、加点項目を上げていかないと、超高得点を出すのは難しいです。加点項目の中では、抑揚、ロングトーン・ビブラートが点数を上げやすいため、まず先に取り組むとよいでしょう。
また、こぶしやフォールなどは、加点数が低いとはいえ、歌が上手くなるためには必須の項目です。そのため、カラオケで超高得点を狙うなら、加点項目をしっかりマスターしていきましょう。
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