カラオケの上達に練習はかかせません。ただ歌うだけであれば、場所を選ばずどこでもできますが、上達のためとなると、練習するのに最適な場所を選んだほうが良いでしょう。
また、場所選びには周囲への配慮も考慮しなくてはなりません。なぜなら、カラオケ練習による音漏れが原因となって、思わぬトラブルに発展することもあるからです。
本稿では、カラオケ練習におすすめの場所や必要な環境についてしっかり解説していきます。
もくじ
カラオケ練習におすすめの場所とは？
カラオケ練習するには、歌に集中できる場所を選ぶことが大切です。カラオケの練習におすすめの場所を6つ紹介します。
スタジオ
歌や楽器の演奏に特化した設備を取り入れているため、カラオケ練習にスタジオは適しているでしょう。
防音設備が整っており音漏れの心配がなく、自分の歌声により集中して練習することができます。
ＰＡミキサーを使ってマイクを自分好みに調整できたり、スタジオに備え付けのマイクスタンドや譜面台を使ってプロさながらの練習ができたりするのも魅力です。
スタジオで練習する場合は、カラオケに練習する音源を自分で用意しなくてはなりませんが、スマホで代用しても良いでしょう。
スタジオを利用するには予約が必要で、自分の好きな時間帯に練習できない場合もあります。料金は1時間で500円前後が相場のようです。
カラオケボックス
カラオケボックスもスタジオと同様に、防音設備が整っているので音漏れの心配なく練習ができます。
カラオケボックスでの練習の一番の魅力は、カラオケの採点機能などを使えることでしょう。
これらの機能を使えば、リズムや音程、ビブラードができているかどうかの客観的なチェックができます。
またスタジオ練習と違い、カラオケボックスでの練習では音源や歌詞カードを自分で用意しなく済むのも魅力です。
カラオケボックスも料金がかかってしまいますが、最近では1か月固定で歌い放題になるサブスクプランを設けている所もありますので、こういったプランを利用してみるのもいいでしょう。
車の中
お金をかけずに練習したい人は、車の中での練習がおすすめです。窓をしっかり閉めれば、自分だけのプライベート空間になりますので、練習に集中できます。
ドライブ中の練習は、眠気覚ましにも効果的です。音源はカーステレオを利用することができますし、エアコンが使えるので外より快適に練習できます。
しかし、スタジオやカラオケボックスほどの防音効果はありませんので、窓をしっかり閉めていても周囲に人がいる場合には、音量の出しすぎに気を付けましょう。
大きな公園
大きな公園は、楽器や歌の練習場所としてよく利用されています。開放的な空間での練習は、リラックス効果も期待できます。
また人通りもあることから、人前で歌う度胸をつけるのにいいかもしれません。こういった場所での練習は、お金もかかりませんし、日中の好きなときに練習できます。
ただし、公園はくつろぎの場でもあるため、周りの人の迷惑にならないよう配慮は必要です。
学校の音楽室
学生であれば、放課後に音楽室を借りるのも手です。音楽室であれば、防音設備がととのっているので練習場所としては最適です。
利用できる時間帯が限られていますが、お金をかけずに練習できるのが魅力です。一度、音楽室を使わせてもらえないか、先生に相談してみるといいでしょう。
自宅
スタジオやカラオケへの移動が面倒という方は自宅での練習が良いでしょう。自宅であれば、好きな時に練習ができます。ただし、一番気になるのが音漏れの問題です。
ご近所間のトラブルに発展しないよう、防音対策や練習する時間帯に配慮が必要となるでしょう。
今は、自宅の壁に貼り付けるだけで防音効果を高める壁紙や、『ウタエット』のような音漏れ抑制に特化したカラオケ練習用アイテムがあります。
こういったグッズを活用してもいいでしょう。
カラオケ練習に必要な環境条件
歌に集中して練習するには、歌うための環境が整っていることが重要です。つぎに、カラオケ練習に必要な環境の条件についてみていきましょう。
防音設備
カラオケを練習する際にいちばん気をつけたい点が、防音対策ができているかどうかです。
防音設備が整った場所で練習できることがベストですが、身近にそういった環境がないようであれば、音漏れに配慮した練習が必要となります。
もし屋外で練習をするのであれば、周囲に人が余りいない場所を選んだ方が良いでしょう。
また、自宅での練習でも、先述で紹介した防音グッズを取り入れるなどして、近所迷惑にならないよう早朝や夜間を避けるなどして音漏れに配慮しましょう。
カラオケ用音源の確保
練習を始める前にまず、カラオケ用の音源を用意しなくてはなりません。カラオケボックスだと予め音源が揃っていますが、そうでなければ自分で用意する必要があります。
入手方法ですが、YouTubeやニコニコ動画といった動画配信サイトで、オフボーカルの音源がアップされていますので、練習したい楽曲がアップされているようでしたら、こういった動画サイトが活用できます。
有料になりますが、大手カラオケコンテンツ配信サイトから購入する方法もあります。また、楽器を演奏できるようであれば、自分で演奏しながら練習するのもいいでしょう。
歌声を客観的にチェックできる
カラオケの練習では、音源のリズムに合わせて歌うことも大切ですが、音程が外れていないか自分の歌声を客観的にチェックすることも大切です。
それには、自分の歌声を録音して聞くことが一番良いでしょう。録音設備がなくとも、ICレコーダーやスマートフォンがあれば自分の歌声を録音することができます。
その際には、自分の歌声以外のノイズが入らない環境で録音した方が、チェックしやすくなるでしょう。
また、カラオケボックスであれば、採点機能を使って音程やビブラードなど正しくできているかチェックすることもできます。
会員登録が必要となりますが、DAMやJOYサウンドの録音機能からコンテンツ内に自分の歌声をアップできる機能もあります。
カラオケ練習の場所を選ぶ時に気をつけること
カラオケ練習の場所を選ぶときに押さえておきたい、ポイントについて紹介します。
練習に必要な設備が揃っている
「自分の歌声が外に漏れていないか」もしくは「外部からの音で練習に集中できない」など、周囲の環境が気になってしまうと練習に身が入りません。
煩わしい心配をしなくていいよう、防音設備が整っている場所を選びましょう。
また、音源やマイクなどカラオケ用の機材が整っていると、自分で用意する手間が省けますし、本番に近い状態で歌うことができるため、より練習に集中することができます。
通いやすさ
カラオケ練習のモチベーションを保つうえでも、練習場所への通いやすさも大切です。
距離的に遠く離れている場所だと移動だけに時間がかかってしまい、長続きしない可能性がでてきます。
また、スタジオやカラオケボックスなど有料施設を利用する場合、何度も通うと金銭的な負担が大きくなってきます。
カラオケボックスのサブスクプランや昼割など、お得なプランを提供している施設もありますので、そういったプランをうまく活用して、長く通えるよう工夫するのが良いでしょう。
カラオケ上達には練習場所も大切
カラオケ練習におすすめの場所をいくつか紹介しました。防音設備や音源など練習に必要な環境が揃った場所を選ぶと、集中して歌の練習に取り組むことができます。
カラオケの上達には、練習を毎日積み重ねていくことが大切です。長くカラオケの練習が続けられるよう、本稿を参考に自分にあった練習場所を見つけましょう。
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