職場や学校の歓送迎会、披露宴の二次会、仲間内でのプライベートな会合など、カラオケでマイクを握る機会は意外と多いものです。カラオケで盛り上がるために選んだ曲なのに、ハズして場の雰囲気を下げてしまっては最悪でしょう。初心者でも歌えるカラオケで盛り上がる曲と、選び方を分かりやすく説明しました。
もくじ
カラオケで盛り上がる曲3つの特徴(選び方)
カラオケ店に行くシチュエーションはさまざまですが、同期や同級生などの親しい仲間内で行く時以外は、メンバーの年齢層や性別、バックグラウンドなどは比較的バラツキがあることが普通です。例えば職場や学校の歓送迎会・忘年会・新年会、結婚披露宴の二次会、取引先接待での二次会など、世代や性別、立場の異なるメンバーが集います。このようなカラオケで盛り上がる曲の特徴を整理しましたので、選曲時の参考にしてみてください。
1.参加者の大多数が知っている曲
例えば20代から60代まで、男女を問わずに参加メンバーのほとんどが知っているような曲、できれば一緒に口ずさめるような曲であれば、仮に歌自体は上手くなかったとしても、その歌を話題にして自然と場が盛り上がる可能性は高いです。一方、どれほど歌が上手であったとしても、参加メンバーの半数以上が知らないような曲を選んでしまうと、場を盛り上げることは難しくなります。
昔の曲にも関わらず若い世代にも知られている曲にするか、比較的最近の曲でも中高年世代が知っていそうな曲にすると、大きく外す心配がなくて無難です。The虎舞竜の「ロード」やPRINCESS PRINCESSの「Diamonds」、平原綾香の「Jupiter」などは、これに当てはまってくる曲ではないでしょうか。
2.参加者がエピソードを重ねやすい曲
会社や学校の創業理念・組織文化にマッチしているような曲、誰もが知っている大ヒットドラマの主題曲など、参加メンバーの多くがエピソードを重ねやすい曲も、カラオケで盛り上がる傾向です。牛若丸三郎太(時任三郎)の「勇気のしるし~リゲインのテーマ~」や、中島みゆきの「空と君のあいだに」などは、世代に関係なくイメージできます。
またウケ狙いで、失恋曲の歌詞を当時付き合っていた彼女の名前に置き換え、感情移入しながら歌う人をたまに見かけますが、これは要注意です。近しい仲間内のカラオケで盛り上がる時はまだ良いのですが、職場や学校のそこまで親しくないメンバーが混ざる場ならば、かなりの確率で白けムードになってしまいます。
3.シチュエーション(状況・場面)に合った曲
少々上級者向けのお話しですが、カラオケで盛り上がるには、ズバリ「空気を読むチカラ」が必要です。その時々の場のテンションや雰囲気を見ながら、参加メンバーが求めていそうな選曲をします。どの世代(年齢層)が多いか、男女比はどうか、どのような立場・役回りの参加者が多いか、どのような性格・好みの参加者が多いか、この場を皆どのように楽しんでいるかなどを考えて、時間の経過とともに選曲の志向を変えてゆくのです。
イメージしやすいように例を挙げます。参加者は20代と30代が中心で、男女比は半々くらい、明るくて元気が良いベンチャー企業の社員と役員で忘年会、というシチュエーションだったとしましょうか。カラオケが始まって序盤は、まだ前席の余韻を引きずって冷めているメンバーも多いものです。
ここはアップテンポでノリが良い曲を選んで、参加メンバーを徐々に雰囲気に乗せてゆきます。例えばWANIMAの「シグナル」など、良い選曲かも知れません。中盤になれば、場のテンションが徐々に高まってきている状態で、もうひと盛り上げしたいところです。参加メンバー皆で踊って楽しめるような曲を選び、さらに場を一段と盛り上げられると効果的でしょう。
定番ですが、DA PUMPの「U.S.A.」などは鉄板のチョイスです。そして終盤になり、そろそろお開きの時間が気になる頃合いになりました。今までテンションが上って踊っていたメンバーも、少々疲れて座っているような状態です。ここは皆でゆったり懐かしめるような、バラード系の選曲が良いかも知れません。
一青窈の「ハナミズキ」あたりは無難な選曲ではないでしょうか。
初心者でも歌いやすくてハズさない曲選び4つの条件
次にカラオケ初心者でも歌いやすくて、ハズさない曲の選び方を解説しましょう。どんなに場の状況に合わせて上手い選曲ができたとしても、ある程度は自分が歌えないと、盛り上がりには欠けてしまうものです。
1.音域が狭く音の跳躍も少ない曲を選ぶ
これは最も気にすべき条件になります。カラオケ初心者を自認する人ほど、メロディに使われている音域は、可能ならば1オクターブ程度の曲にしておくと歌いやすいです。同時に音の跳躍があまりない曲を選ぶことも大切になります。
2.歌詞が難しくない曲を選ぶ
ここは意外と盲点になりやすいです。歌詞の難易度は、実は歌いやすさに相当影響してきます。言葉がキッチリ詰まりすぎていない曲の方が、誰にでも歌いやすいものです。例えばラップ系の曲を格好良く歌い上げることは、かなり難易度が高いことになりますので、カラオケ初心者にはオススメできません。
ちなみにジャニーズ系やアイドル系の曲であれば、歌詞が比較的平易で初心者にも歌いやすい傾向です。SMAPやTOKIO、PUFFY、AKB48などの曲をイメージしてみてください。
3.ミディアムテンポの曲を選ぶ
ゆったり、じっくり聞かせる系のバラード曲は、初心者のアラが目立ちやすいです。ある程度のテンポがある曲を選んだ方が、自信のない人には無難になります。とは言えアップテンポの曲だとリズムについて行けず、惨敗する結果になりやすいですから、素直にミディアムテンポの曲を狙って歌いましょう。
4.自分がカバーできる音域で声質に合っている曲を選ぶ
ここは決して落とせないところです。自分が歌えない音域の曲だったら、どれほどその場にマッチしていようが、参加メンバー皆が知っていようが、無意味な選曲になってしまいます。自分の声質を予め理解しておくことも大切です。まずは時間がある時に歌えそうな曲を1曲選び、歌いながら録音して自分で聞いてみてください。
カラオケで盛り上がる初心者向けの曲30選
最後になりましたが、カラオケで盛り上がる、初心者にも比較的歌いやすい曲を順不同で選んでみました。まずはこの中から歌えそうな曲を1~2曲見つけて練習し、自信を付けてしまうのも手です。1980~90年代あたりにリリースされた曲は、初心者でも比較的歌いやすいものが多い傾向にあります。
女性アーティスト編(順不同)
- 一青窈「ハナミズキ」
- 平原綾香「Jupiter」
- 森高千里「気分爽快」
- PRINCESS PRINCESS「Diamonds」
- 杏里「CAT’S EYE」
- AKB48「恋するフォーチュンクッキー」
- PUFFY「アジアの純真」
- 花*花「さよなら大好きな人」
- 小林明子「恋に落ちて」
- 中島みゆき「時代」
- いきものがかり「ありがとう」
- DREAMS COME TRUE「Love Love Love」
- 島谷ひとみ「亜麻色の髪の乙女」
- 大塚愛「プラネタリウム」
- 今井美樹「PRIDE」
男性アーティスト編(順不同)
- モンゴル800「小さな恋のうた」
- 米米CLUB「浪漫飛行」
- 玉置浩二「田園」
- ウルフルズ「明日があるさ」
- The虎舞竜「ロード」
- ザ・ブルーハーツ「リンダリンダ」
- THE BOOM「島唄」
- 井上陽水「少年時代」
- 尾崎豊「路上のルール」
- 猿岩石「白い雲のように」
- 秦基博「ひまわりの約束」
- チェッカーズ「ギザギザハートの子守唄」
- SMAP「世界にひとつだけの花」
- KinKi Kids「硝子の少年」
- たま「さよなら人類」
カラオケで盛り上がるならば初心者ほど曲選びが大切
今回は初心者でも歌いやすいカラオケで盛り上がる曲、というテーマで書いてきました。具体的にオススメの30曲も挙げてみましたので、ある程度イメージか付くようになったのではないでしょうか。カラオケで盛り上がる曲の3つの特徴を意識しながら、初心者にも歌いやすくてハズさないための4条件を満たす曲を選んでください。あとは少しの練習と実践あるのみです。
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