カラオケが上手い人には、音を外さない、声量があるといった特徴があります。生まれつきできる人もいるでしょうが、なかにはコツコツ努力して上達している人もいます。
そこで今回は、カラオケが上手い人の共通点や苦手な人の共通点、そしてカラオケでうまく歌うための練習法について解説します。カラオケが苦手な人はこっそり練習して、カラオケを楽しめるようになりましょう。
もくじ
カラオケが上手い人の共通点
カラオケが上手い人には次のような共通点があります。
1. どの音域でも綺麗に声が出る
音域が安定している曲もありますが、一般的には低い音域も高い音域も入り混じっている曲が多いです。
カラオケが上手い人はどんな音域でも綺麗に声を出すことができます。ベースとなる音域より低くなっても高くなっても声が綺麗に出て、そのうえ声が聞き取りやすいのが特徴です。
音だけ出ても滑舌が悪いと聞き取りづらくなり、上手には聞こえません。また高い声を出すときに絞り出すように出すと、苦しそうに見えてしまうでしょう。
2. 音を外さない
原曲通りの正しい音程で歌えることは、カラオケが上手な人に欠かせない条件です。
カラオケが上手な人は普段歌を聞いているときに、原曲の音をしっかり覚えてそれを性格に再現できます。自然にできる人もいるかもしれませんが、音階通りの音が出せるように訓練している人もいるかもしれません。
3. 声量がある
いくら音域が綺麗に出て音を外さなくても、声に声量がなければカラオケが上手い人とはなかなか言われません。
カラオケが上手い人は声量があって、それをコントロールしながら歌います。上手な人はしっかり声を出しても息切れしないので、普段から腹式呼吸を意識している人も多いです。
4. 声に抑揚があって表現力がある
いくら音域があって音を外さず声量があっても、ロボットのように歌っていては上手に聞こえません。
歌手が歌が上手なのも、声に感情を乗せていて気持ちが伝わってくるような表現力があるからですよね。これはカラオケでも同様です。声に抑揚があり気持ちが伝わるような表現力がある人の歌は、聞いている方の心にもしっかり届きます。
5. ビブラートやファルセットが使える
ビブラートは声を出しながら音程を上下に微妙に揺らして、音に奥行きを出すテクニックです。ファルセットは息が多く出ている裏声のことで、地声から裏声までスムーズに繋ぐために必要なミックスボイスなどいくつか種類があります。
これらのテクニックを自然に使いこなせると、歌のレベルは格段にアップします。「使っています感」を出さずに、あくまで自然に使うのがポイントです。
6. リズム感がいい
歌には様々なリズムがありますが、カラオケが上手な人はそのリズムにしっかり乗って歌っているので、歌が遅れてしまうことがありません。
リズム感がないとリズムより早く歌ってしまったり、遅れてしまったりして歌いこなせません。
7. 採点では高得点が出ないこともある
歌が上手い人がカラオケで採点機能を使ったとき、点数が出ない場面に遭遇したことはないでしょうか。
採点カラオケは機械が一定の基準で評価しているのですが、声に抑揚をつけたりテクニックを使ったりすると点数が下がることがあります。
そのため、カラオケが上手い人が採点で高得点を出せるとは限りません。
カラオケが苦手な人の共通点
逆に、カラオケが苦手な人には次のような特徴があります。
1. 一定の音域しか出ない
カラオケが苦手な人はもともと出る音域が狭く、選んだ曲の音域をカバーできない人が多いです。
歌によってどの程度の音域があるかは異なりますが、声が出ないのに音域が広い曲を選んでしまうと、より下手に聞こえてしまうので注意が必要です。
カラオケが苦手なら広い音域が出せるようになるまでは、狭い音域を選んだ方が上手に歌えるでしょう。
2. リズム感がない
リズム感がないと特にテンポが速い曲を歌いこなすことができません。特に変調する曲の場合「ここはテンポが速くなる」と意識しすぎて、先走ってしまう人も多いです。曲にはビートがありますが、このビートをしっかり取れていないと曲のリズムと声が合わないので、歌いこなせません。
3. 音程を外す
音程を外すとどうしても歌が下手に聞こえてしまいます。特に誰もが知っているような曲で音程を外してしまうと、聞いている人の記憶にその曲があるので、「音を外しているなぁ」と思われてしまうのです。
音程を外さないようにするには、原曲をしっかり聞いて正確な音階を覚えましょう。
4. 息が続かず歌がぶつ切りになってしまう
曲によっては長い拍を息継ぎせずに歌っているものもあります。しかしカラオケが苦手な人は息が続かず、自分のタイミングで息継ぎしてしまって、歌がぶつ切りになってしまう人も多いです。歌がぶつ切りになると何を歌っているのかわからなくなることもありますし、表現力が下がってしまいます。
5. 恥ずかしそうに歌っている
カラオケが苦手という自覚がある人に多いのが恥ずかしそうに歌ってしまうことです。「自分は上手くないから」と恥ずかしそうに歌うと、声が小さくなってしまいます。また恥ずかしさから緊張してしまうと、喉の筋肉が締め付けられるので、声が思うように出せなくなってしまう人も多いです。これは精神的な部分が大きいですが、自信を持って歌えるように練習することで克服できるでしょう。
カラオケで上手く歌うための練習法
カラオケが苦手な人が上手く歌うためにこっそりできる練習法を紹介します。
1. リズム感を良くする練習
リズム感を良くする練習方法はスマホがあればできます。スマホのアプリには様々なリズムゲームがあり、無料のものも多いです。
リズム感を鍛えられるゲームを使えば、楽しみながらリズム感を良くすることができます。
もちろんスマホ以外のゲームでそういったゲームを持っていればそれでも構いません。
また、普段から音楽を聞いているときにベースにあるビートを意識して、それに合わせて体を揺らすだけでもリズム感は養われていきます。
2. 姿勢良く声を出す練習
声をのびやかに出すには、姿勢も大きく影響します。歌を歌うとき緊張から背中が丸まってしまったり、声を無理やり出そうと変な姿勢になってしまったりすることがあるなら、まずは正しい姿勢から意識しましょう。まっすぐ立って背筋を伸ばした状態で遠くに飛ばすイメージで声を出す練習をしてみてください。
3. 音程を正確に出す練習
音程を正確に出すためには、しっかり原曲を聞いてその音を正確に出せるようになる必要があります。
歌いたい曲があるなら、まずしっかりその曲を聞いて音程を把握しましょう。そしてスマホのカラオケアプリを使って実際に歌ってみます。
カラオケアプリは音程を外したら教えてくれるので、どこで自分が音程を外しているのかを知って、正しい音を出せるようになりましょう。
4. 声量をアップさせる練習
声量をアップさせるためには、腹式呼吸をマスターする必要があります。仰向けで床やベッドに寝て、お腹に手を当てましょう。そしてゆっくりと息を吐いてみてください。腹式呼吸ができていると、お腹がへこんでいきます。
自然にできないのであれば、最初はお腹をへこますことを意識して息を吐き、ゆっくり息を吸います。それができるようになったら、息を吐くときに「あー」と声を出してみてください。これを繰り返し練習することで、自然に腹式呼吸ができるようになります。
カラオケは練習次第で上達する
元々カラオケが上手な人もいますが、練習して上達する人も多いです。歌は練習すれば上手になります。
ちょっと意識してみるだけで今よりも上達することは可能ですので、カラオケが苦手ならぜひ今回紹介した方法で練習してみてください。
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