きれいなハモりができる人って何だかかっこいいですよね。ハモりは仕組みを理解していればどんな曲でもできるのですが、まだハモりに慣れていないのであればハモりやすい曲を選んで練習するのがおすすめです。
今回はハモりやすい曲ときれいにハモるためのコツなどを解説します。今はハモれない方でも練習すればハモれるようになりますので、ハモりやすい曲を使って練習してみましょう。
もくじ
ハモりやすい曲とは?
ハモりやすい曲とは、文字通りハモりが入れやすい曲のことです。
どんな曲でも主旋律に対してハモることができるのですが、和音の仕組みをまだ理解しておらず、どうやってハモればいいのかわからない方はハモることがかなり難しく感じられてしまうかもしれません。
有名アーティストが歌っている曲のなかにはハモりやすい曲がありますので、まずはハモりやすい曲で練習を始めて、ハモる感覚を掴んでいくことが大切です。
ハモりやすい曲の特徴
ハモりやすい曲にはいくつかの特徴があります。ここで紹介する特徴に当てはまる曲のなかから好きな曲を見つけてハモり練習をしてみましょう。
デュオの曲
どんな曲でもハモりを入れることはできるのですが、もともとハモりがない曲にハモりを入れるためには、和音を完全に理解して正確な音を取れなければいけません。
しかしデュオの曲でもともとハモりがある曲なら、ご自身でハモりパートの音を取らなくても、原曲を真似すれば綺麗にハモることができます。
日本にはハモりが得意なアーティストがたくさんいますので探してみましょう。デュオの曲はAメロ・Bメロのワンフレーズやサビ・大サビをハモっている曲が多いです。
ボーカルが二人以上いるグループでハモっていることもあるのですが、二人以上のハモりが入るとどの音がハモりの音なのか理解しづらいです。
はっきりわかる曲であれば二人以上のボーカルでもハモりやすいですが、複雑なコーラスを織り成している曲は避けたほうがいいでしょう。
伴奏がシンプルな曲
伴奏がシンプルな曲もハモりやすい曲の特徴です。伴奏が複雑だとハモろうとしても、伴奏の音に惑わされてしまいます。
曲というのはさまざまな楽器の演奏で構成されていますが、最初はピアノやギターだけで演奏されているような曲の方が練習しやすいです。
男性と女性でハモっている曲
デュオは男性二人・女性二人の組み合わせが多いですが、なかには男性と女性で歌っている曲もありますよね。
男性と女性でハモる曲は、原曲を聴いてどの音がハモりなのかとても判断しやすいです。男性同士・女性同士だと声が重なって聞き分けづらいことがあります。
しかし男性と女性なら明らかに声が違うので、ハモるべき音が比較的簡単に見つかります。フューチャリングしているような曲の多くがハモりパートがあるので、一度調べてみましょう。
下ハモの曲
ハモりには上ハモと下ハモがあります。上ハモは主旋律よりも高い音でハモることです。下ハモは主旋律よりも低い音でハモります。
上ハモだとかなりの高音になってしまうことがあるため、音域が狭いとうまく歌えません。
しかし下ハモの場合は主旋律が高いキーだとしてもそれより低い音でハモれるので、音域が狭い人でも比較的ハモりやすくなります。
ハモりたいけれど声が出ないという人は下ハモの曲を選んでみましょう。
練習動画が出ている曲
音を聞き分ける力が弱いと、原曲を聞いても最初はなかなかハモりパートが理解しづらいかもしれません。今はYou tubeでさまざまなハモリの練習動画が出ています。
練習動画ではハモりのメロディだけを聞くことができるので、聞き分けることが苦手な方でも簡単にメロディが覚えられるのです。
もしなかなか原曲からハモりパートが聞き分けられずにいるのであれば、ハモり専用の練習動画を探してみましょう。
誰もが知っているような有名曲
どんなにハモりを練習しても、主旋律が歌える人がいないとハモることができませんよね。
自宅でハモりを練習するのであればご自身で主旋律を録音して、それに合わせてハモることができるのですが、「せっかく練習するなら人まで披露したい」という方は誰もが知っているような有名曲を選びましょう。
有名曲なら高確率で歌える人がいます。いきなりハモりを入れると相手が歌いづらくなってしまうことがあるので、一言断ってからハモりを入れてみましょう。
ハモりやすい曲をきれいにハモるには?
ハモりやすい曲でもいきなりきれいにハモるのは難易度が高いです。きれいにハモるコツを紹介しますので、練習して周囲の人を驚かせましょう。
コツ 1. ハモり練習動画で音を聞きまくる
ハモりのメロディをある程度理解したつもりでも、いざ誰かと歌おうとすると主旋律につられてしまって上手にハモれないことはとても多いです。
まずはハモり練習動画でハモりの音をとことん聞きましょう。
知っている曲だと主旋律の音が頭に残っているので最初は大変かもしれませんが、ハモりのメロディだけを聞くことでだんだんそのメロディが体に染み込みます。
コツ 2. 原曲に合わせてハモってみる
無意識にハモりパートが歌えるほどメロディを聞き込んだら、今度は原曲に合わせてハモりを歌ってみます。
原曲にハモりが入っている曲なら、原曲でハモっている人の声がガイドメロディがわりになってくれるので、主旋律につられにくくなるのでおすすめです。
しっかりと声を出して歌ってみましょう。
コツ 3. 主旋律のみの音に合わせてみる
原曲を聞きながらハモりができるようになったら、主旋律だけの音に対してハモりを入れます。主旋律のみの音はカラオケアプリにあるので探してみましょう。
カラオケアプリでは、誰かにハモって欲しい人が、主旋律を録音して公開しています。
ご自身が歌いたい曲がカラオケアプリにないのであれば、先に主旋律を録音して、その音に合わせてハモりを入れてみましょう。
コツ 4. 主旋律にリズムを合わせる
いくらハモりパートができていても、主旋律のリズムからズレてしまっていてはきれいなハモりになりません。
ハモりパートを美しく聞かせるためには、主旋律とピッタリ合ったリズムで歌うことが大切です。
まずは原曲のリズムで練習することになりますが、実際にカラオケで歌うと人によって微妙にリズムや息をするタイミングが異なることに気づくでしょう。
いきなり合わせるのは最初は難しいかもしれませんから、一緒に歌ってくれる友人にお願いしてカラオケで練習してみるのがおすすめです。
コツ 5. 主張しすぎずに歌う
主旋律を歌うときは声量をしっかり出して歌いますが、ハモりの声量がありすぎて主旋律をかき消してしまうと、主旋律を歌っている人もハモっているあなたも気持ちよく歌えませんし、聞いている人も違和感を覚えてしまいます。
ハモるときは主旋律より声を落として、主張しすぎずに歌うのがポイントです。普段のカラオケと同じくらいの声の大きさでは歌わないようにしましょう。
ハモりやすい曲でハモりの練習をしてカラオケで目立っちゃう!
ハモりができるようになるまでは難しそうに感じてしまうかもしれませんが、一度コツを掴めばそれほど難しくはありません。
今回紹介したハモりやすい曲の特徴に当てはまる曲を選んで、コツを参考に練習してみましょう。
ハモりは主旋律より抑えて歌いますが、ハモりができる人は注目を浴びます。ハモりをマスターして、カラオケの人気者を目指しましょう。
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