カラオケ上手になるためには、自分の音域に合った歌いやすい曲で練習することが大切です。また、録音や録画をすれば、悪い癖が見つけやすくなるため、歌い方の改善に役立ちます。声量を安定させる、抑揚をつけるなど、歌い方の改善方法について解説します。
もくじ
カラオケの歌い方を改善する6つの方法を解説!
カラオケはどんな曲を選ぶかだけでなく、歌い方を改善することでもっと上手になれます。カラオケが上手になる具体的な改善方法を6つ解説します。
1. 自分の音域に合った曲を選ぶ
カラオケの曲を選ぶ際は、好きか嫌いか、バラードかロックかだけでなく、自分の音域で無理なく歌える曲かも重要です。
歌い方を改善しても音程が取れていないなら上手に聞こえません。そのため、まずは無理なく声が出る曲を選んで、音程通り歌えるように練習することがカラオケ上手になる方法です。
2. 正しい姿勢で歌う
猫背や重心の傾きなど、間違った姿勢は歌が上手く歌えない原因の1つです。姿勢を正すことで喉が開き、腹式呼吸も楽にできるようになるため、芯のある通る歌声が出せるようになります。
歌う際は、リラックスして背筋を伸ばし、顎を引くようにするなど、正しい姿勢を意識しましょう。
3. はっきりと発音する
滑舌が悪いと、歌詞に込められた感情や意味を相手に届けることができません。最悪の場合、何語の歌なのかも分からなくなってしまうでしょう。
そのため、歌詞の一語一語を滑舌よくはっきりと発音することが、上手く聞こえるためには大切です。日頃から口を縦に大きく開き発音するなど、滑舌を心がけるようにしましょう。
4. 声量を安定させる
歌う際は声の強さを安定させるようにしましょう。声量が足りなかったり、音程がブレていたりすると、歌が下手に聞こえる原因となります。
特に、ロングトーンの声量と音程が取れると、歌全体が安定して聞こえます。やり方は、喉の力を抜いて、腹式呼吸を使い、まっすぐに発声します。最初は10秒程度、慣れてきたら30秒は続けられるようにしましょう。
5. 抑揚をつけて歌う
歌に抑揚がないと、平坦で無感情な印象になってしまいます。そのため、A・Bメロは弱く、サビは強く歌うなどメリハリをつけることで、歌が上手く聞こえるようになります。
強弱をつけることに慣れたら、高音はファルセット、低音はチェストボイスなど、曲のイメージに合わせて歌声を使い分けると、さらに豊かな歌い方になります。
6. リズム感を養う
カラオケではリズムが取れていないと「タメ」や「走り」と見なされ、減点対象となります。また、音程があっていてもリズムがズレていると、歌が下手に聞こえる原因となってしまいます。
対策としては、原曲のドラムやベースを聞きこむ、手で拍子を取りながら歌うほか、カラオケ画面では、ガイドボーカル上に表示される縦のラインに合わせるように歌うのもおすすめです。
自分のカラオケの歌い方を知る4つの方法
自分のカラオケの歌い方を知るためには、客観的に分析することが大切です。そのためには、録音や録画、鏡の前で歌うなどの方法がおすすめです。また、ボイストレーナーなど、発声方法の知識がある人に聞くのも良いでしょう。
1. 録音する
実は、自分で聞いている自分の歌声と、人が聞いている自分の歌声には違いがあります。自分で聞いている歌声は、骨振動と空気振動が合わさったものに対し、人が聞いている歌声は空気振動のみとなるためです。そのため、自分の歌い方は録音して聞かないと、正しい理解に繋がりません。客観的に分析することで、良い部分や悪い癖が理解できるでしょう。
2. 録画する
歌声だけでなく姿勢なども確認したい場合は、動画に撮ってみましょう。録音では歌声しかわかりませんが、動画なら声を出している時の表情や姿勢もわかるため、より客観的に分析できます。また、歌を全身で表現したい、歌い方をかっよくしたいという人も、録音より動画のほうがおすすめです。
3. 鏡の前で歌う
動画よりも手軽に歌い方を確認できる方法が、鏡の前で歌うことです。姿勢だけでなく、喉の開き方など、細部まで確認できる点がメリットです。歌い方の中でも喉や口、舌の使い方のように、発声方法をしっかり確認したいときにおすすめです。
4. 人に聞く
人に聞くのも、自分の歌い方を客観的に理解する方法の1つです。その際は、ボイストレーナーなど発声方法の知識がある人に聞くようにしましょう。声を録音して自分で確認しても、どうしても気が付かない歌い方の癖などがあります。プロの目線で教えてもらい、改善していければ、カラオケ上手の近道になると言えるでしょう。
カラオケの歌い方が上手と言われる人の5つの特徴
カラオケの歌い方が上手と言われる人は、音程を外さないことはもちろん、声量や表現力に富むことも特徴です。5つの特徴について解説します。
1. 音程通りに歌える
音程通りに歌えることは、カラオケの歌い方が上手い人の特徴といえます。特に、カラオケの採点機能は、音程をいかに一致させるかが重要な項目のため、高得点を出せる人は音程通りに歌える人がほとんどでしょう。原曲を繰り返し聞いて、音程通りに歌えるように練習しましょう。
2. 幅広い音域をカバーしている
音域が広く、低音から高音まできれいに出せることも、カラオケの歌い方が上手い人の特徴です。音域が広がれば、それだけ歌える曲のレパートリーも増えるため、歌が上手い印象が強くなるでしょう。
また、音域は生まれつきのものではなく、訓練次第で広げることができます。チェストボイス、ヘッドボイス、ミックスボイスなどの歌声をマスターして、使い分けられるように訓練すると良いでしょう。
3. 声量が豊かでコントロールできる
声量が豊だと、歌声に安定感と力強さが生まれます。また、カラオケの歌い方が上手い人は、声量が豊かなだけでなく、声をコントロールして強弱をつけられることも特徴です。豊な声量を得るためには、腹式呼吸と正しい発声方法をマスターすると良いでしょう。
4. 表現を支える歌唱技術がある
音程通りに歌えて、なおかつ表現力もあれば、より魅力的な歌い方となります。歌には歌詞があり、歌詞には意味や感情が込められています。それを理解して、歌唱技術を適切に用い歌声で表現できれば、人を感動させることもできるでしょう。
表現力を鍛えるためには、歌詞を理解するだけでなく、しゃくりやフォールなど、歌声に感情を乗せるための技術力を磨く必要もあります。
5. 自分の声質を理解している
自分の声質を理解し、歌声が引きたつ曲を選べることも、歌が上手い人の特徴です。声質と合っている曲を選べば、無理なく音程が取れるほか、原曲と雰囲気が近くなるため、本物のアーティストのように聞こえるでしょう。
歌いやすい曲を選ぶほか、録音した歌声を聞きかえし、似た声の歌手を探すことでも声質の理解が深まります。
カラオケ上手になるために、自分の歌い方を見直してみよう!
音程が取れない、声量が少ない、抑揚がないなど、悪い歌い方を改善すれば、カラオケはもっと上手になります。
自分の歌い方を理解したいなら、録音や録画で分析すると良いでしょう。また、歌い方を改善するためには、発声方法を直すことも大切です。
発声方法は歌い方の基本となるため、自己流よりも、プロに指導してもらうとより効果的です。歌い方を改善してカラオケ上手を目指しましょう。
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