カラオケ自体はすごく上手なのに採点をすると点数が低い人っていますよね。もしかしたらこれを読んでいるあなたも「歌は褒められるのに点数が出ない」と悩んでいるかもしれません。
どうしてカラオケは上手なのに採点の点数が出ないのでしょうか。
今回はカラオケが上手いのに点数が低い理由や特徴、対処法を解説します。カラオケで高得点を出したいという方は必見です。
もくじ
カラオケ上手いのに点数が低いのはなぜ?
歌手のように上手に歌えるのにカラオケの点数が出ないという人は意外と多いです。
また歌手で「カラオケの点数が出ない」と告白したことがある人もおり、歌が上手い=カラオケで高得点が出せるというわけではありません。
カラオケの採点機能は音程を重視して採点しています。歌が上手な人は音程も取れているのですが、それに加えて感情を乗せて歌う人が多いです。
気持ちが伝わってくるので聞いている人は「上手だな」と感じるのですが、感情を乗せることで音程からズレてしまったり、リズムが違ってしまったりすることがあります。
聞いている分にはその微妙なズレは気にならないのですが、カラオケの採点機能は表現力を採点に加味することがないので、点数が低くなってしまうのです。
カラオケの採点機能は音程以外にもリズムやその他のテクニックも採点しています。ただ音程とリズム以外は配点がそこまで高くありません。
カラオケが上手な人はこういったテクニックを使いこなせる人が多いのですが、いくらテクニックがあっても表現力が高すぎることで音程やリズムがズレてしまうと点数が上がらないのです。
カラオケ上手いのに点数が低い人の特徴
カラオケが上手なのに点数が低い人には共通するいくつかの特徴があります。「カラオケで高得点が出ない」と悩んでいるならこの特徴に当てはまっていないかチェックしてみてください。
特徴 1. 自分なりの歌い方をしている
カラオケが上手なのに点数が低い人は、その曲を歌いこなせているがために自分なりの歌い方をしています。
実際よりも長くロングトーンを使ったり、カラオケの採点機能にないところでフォールやしゃくりのテクニックを使ったりしているかもしれません。
ただ原曲よりも長くロングトーンを使ったり、指定されていないところでフォールやしゃくりを使ったりすると、機械に音やリズムを外していると認識されてしまうのです。
またカラオケの採点ではどこでどのテクニックを入れるかが決められています。
そのタイミングで指定されたテクニックを入れることで点数がアップするのですが、歌が上手な人はそれを意識しなくても上手に歌える人がほとんどです。
そのため採点基準をある意味無視しているので点数が出ません。
特徴 2. あえてリズムを変えている
聞いていて上手いと感じさせる人は、原曲とは違うリズムで歌っていることがあります。歌手でもCDの音源とライブの歌唱でリズムを変えている人って多いですよね。
リズムを自分でアレンジして歌うことは音を心から楽しんでいる証拠です。歌詞をしっかり理解しているから、その歌詞を自分の世界観で表現できます。
特徴 3. 独特の発声をしている
カラオケが上手なのに採点が上手い人は特徴的な発声をしていることが多く、声に個性があります。
息をたくさん使った声やウィスパーボイス、あえて掠れているように聞かせる声など、ただ歌を聴いているだけだと個性的な声がとても魅力的に聞こえるのですが、カラオケの採点機能は歌の安定性を求めています。
そのため安定性で評価されないばかりか、減点になってしまうこともあるのです。
特徴 4. マイクが離れていたり斜めに持っていたりする
歌が上手い人というのは声量があります。声量がある声はボリュームが大きいのではなく、声がしっかり響いている声です。
こういった声は他の音があっても響くので、マイクが離れていたり斜めに持っていたりしてマイクが声を拾わなくても、カラオケの室内にいる人にはしっかり届きます。
しかしカラオケの採点機能はマイクが拾った声を採点しているので、聞いている人たちにしっかり美しい声が届いてもいい点が出ないのです。
カラオケ上手いのに点数が低い時の対処方法は?
「カラオケは上手いと言われるし、自分でも自信があるのに点数が出ない…」という方は、点数を出すことを意識したカラオケの採点に合わせた歌い方をすれば高得点が出る可能性が高いです。
対処法 1. アレンジを一切しない
カラオケの採点は正しい音程やリズムで歌えているかをとても重視しています。そのためアレンジを加えてしまうと、点数が下がってしまうのです。
音程もリズムもガイドメロディの音に合わせましょう。
対処法 2. 指示がある箇所でテクニックを入れる
カラオケの機種によってどれくらいテクニックの配点を入れているかは異なりますが、どの機械でもテクニックの有無をチェックしています。
カラオケが上手なのに採点の点数が低いなら、画面をしっかり見てテクニックを入れるべきところで入れましょう。
歌が上手な人はテクニックをマスターしている人が多いですから、入れるポイントさえ合わせれば得点アップが目指せるはずです。
対処法 3. マイクのヘッドに声を届ける
カラオケの採点をするときにマイクに声を拾わせるためには、マイクのヘッドに声を届ける必要があります。
歌うときは口の前にマイクのヘッドが真っ直ぐ来るようにして持ち、声をマイクに向かって飛ばしましょう。マイクを離したり、斜めに向けたりすると声を拾いづらくなるので気をつけてください。
歌が上手ならカラオケで高得点を目指さないという選択肢もある
今まで歌が上手いと言われたことがある人や自分で歌に自信がある人は、カラオケで高得点を狙わないという選択もあります。
今まで紹介してきたようにカラオケの採点は音やリズムが正確で、求められるテクニックを求められたところで的確に入れることができることができるかどうかなどをメインとして得点をつけています。
表現力という採点項目がある場合もありますが、ビブラートなどのテクニックや抑揚で判断しているだけで、自分なりの歌い方で表現力を出しても一切評価されません。
もちろんカラオケで高得点を獲得したということは音もリズムも外れない安定性のある歌を歌っている証拠なのですが、それを意識しすぎてしまうと音を楽しみながら歌うことができないのです。
採点を意識しすぎて気持ちよく歌えないなら本末転倒ですから、今まで通り採点を気にせず楽しく歌ってもいいのではないでしょうか。
ただ一緒にカラオケに行っている仲間と採点で順位を競う機会があるのであれば、その時だけ今回紹介した対処法を意識してみてください。
自分なりのアレンジをして歌えている人は正しい音程が取れていてリズム感もあるはずですから、意識するだけで意外と簡単に高得点が取れる可能性がありますよ。
カラオケが上手いのに点数が低い人は正確な音程やリズムを意識しよう
カラオケの採点機能が重視しているのは原曲通りの正しい音程とリズムです。
カラオケが上手な人は音を楽しみながら自分なりの表現をしてしまうので、音程が外れたりリズムがズレたりしてしまうことがあります。
「カラオケでどうしても高得点を叩き出したい!」という方は、ガイドメロディに沿った歌い方を意識してみてくださいね。
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