イケボ(=イケメンボイス)は、誰もが聞き惚れる美声ですよね。歌が上手く聞こえるのはもちろんですが、女性からのウケも抜群に良くなります。
声は持って生まれたものですが、練習次第でイケボを出すことは可能です。
そこで今回はカラオケでイケボを出す方法やテクニック、イケボが映えるおすすめの曲を解説します。
誰もが憧れるイケボを手に入れて、もっとかっこよくカラオケを楽しみましょう。
もくじ
カラオケでイケボを出すには?
カラオケでイケボを出すための練習法を解説します。声の声質は人それぞれ異なりますが、練習をすれば理想に近いイケボを手に入れることも可能です。
イケボ練習法 1. リップロール
リップロールは声帯をいたわりながら歌うために欠かせないトレーニングです。
多くのプロアーティストも歌唱前のウォーミングアップでリップロールを取り入れており、イケボを出すためだけでなく、喉を守りながら発生するためには欠かせません。
イケボは渋みがある落ち着いた声が特徴ですが、この声を出すためには喉仏を下げて歌うのがポイントです。
喉仏が下がっているリラックスした状態を作るために必要なのがリップロールになります。発声する前にリップロールをする習慣をつけておけば、声も出しやすくなるのでおすすめです。
リップロールをするときは息をしっかり吸ったら唇を閉じ、その状態で息を吐き出して唇を振動させます。
一気に息を吐き出すのではなく、一定の息を少しずつ出してできるだけ長く振動させることがポイントです。
最初はただ息を出すだけでいいので、慣れてきたら声を出しながら唇を振動させてみましょう。
リップロールをしながら音程を変えられるようになるまで練習してみてください。
イケボ練習法 2. チェストボイスを習得する
イケボと言われる声には響きがあります。意識してイケボを出している人もそうでない人も、声を胸に響かせることで渋みのある声を出しているのです。
チェストボイスは胸に声を響かせて出す発声方です。
まずは軽くジャンプをしたりため息をついたりして、全身を脱力させてください。次に手を胸に当てて低い音を発声してみましょう。低い音の方が響きやすいです。
胸に当てている手が振動を感じているのであれば、チェストボイスができている証拠です。振動しているのかわからないという方はその状態で裏声を出してみましょう。
裏声を出しているとき胸は振動しません。感覚が掴めたらもう一度低い声を出して、胸に響かせてみてください。
イケボ練習法 3. イケボの声を真似してみる
憧れのイケボ・理想のイケボの人の声を真似してみましょう。この場合は必ず歌手でなければいけないわけではありません。声優や俳優でもいいですし、身近にいる人の声でもOKです。
声の出し方、トーン、喋り方をコピーする気持ちで研究してみます。歌手の場合は実際に歌っているときの声の出し方なども真似してみましょう。
最終的には自分らしさのあるイケボが出せるようになることが目標ですが、イケボの人の声を真似するところから始めれば、声の出し方のコツを掴みやすくなります。
カラオケでイケボを出すテクニック
「イケボの出し方はなんとなく分かったけれど、カラオケで歌うと上手くいかない」という方もいるかもしれません。
そんな方のために、カラオケでイケボを出すテクニックを解説します。
テクニック 1. 腹式呼吸
歌うときは腹式呼吸がマストですが、イケボを出すためにも腹式呼吸を使って吸う息・吐く息をコントロールできるようになりましょう。
腹式呼吸でお腹に力を入れて声を出せるようになると、低くて安定感がある声が出しやすくなります。
チェストボイスを意識しながら、お腹の底から声を出せるよう腹式呼吸を身につけましょう。
テクニック 2. イケボで高音を出す
イケボは必ずしも低音というわけではありません。イケボの歌手の歌でも、曲によっては高音パートがありますよね。
低音でしかイケボを出せないと、キーが上がった時に声質が変わってしまいます。高音でも胸に響かせることを意識しながら、イケボが出せるように練習してみましょう。
声優には元の声が高くてもイケボを出している人がたくさんいます。参考にしてみると、高音イケボのコツが掴めるかもしれません。
テクニック 3. 1曲決めて練習する
1曲好きな曲を決めて、全体を通してイケボが出せるように練習してみましょう。
自分で歌った声を録音して何度も聞き、声の出し方が気になるところをひとつひとつ修正していきます。
1曲を通してイケボが出せるようになったら、他の曲でも練習してみてください。
カラオケでイケボが映える曲紹介
イケボが映える曲を選んでカラオケを歌えば、イケボを特訓した成果が存分に発揮できます。カラオケでイケボが映える曲を紹介するので、参考にしてみてください。
練習曲としてもおすすめです。
桜坂 / 福山雅治
イケボの歌手の代表格とも言えるのが福山雅治さんですよね。響くような低音ボイスは男性にも女性にもファンが多いです。
福山さんの大ヒット曲である桜坂はスローテンポなので、イケボ初心者でも歌いやすいイケボが映える曲となっています。
一音一音を丁寧に発声することを意識して歌ってみましょう。
Lemon / 米津玄師
ドラマでのエンディングテーマにもなって大ヒットした米津玄師さんのLemon。
米津玄師さん自体それほど声が高くないので、この曲も中低音がメインとメロディとなっています。
ミディアムテンポなので、しっかりとリズムをとりながら低音を意識して歌ってみましょう。
3月9日 / レミオロメン
Aメロの入り出しが低音なので、最初からイケボが映える曲です。サビは高音になりますが、Aメロ・Bメロでしっかり低音イケボを響かせて、サビでは高音イケボを使い分けましょう。
サビの最後は低音に戻るので、丁寧にイケボを響かせます。優しいメロディに渋みのあるイケボが映える曲です。
ルビーの指環 / 寺尾聰
大人の色気を感じさせるイケボをマスターしたいなら寺尾聰さんのルビーの指輪がおすすめです。ツヤのある低音ボイスと歌詞がマッチします。
全体的に低音なので、高音が苦手な人でも歌いやすいです。年配の人にも人気があって会社の宴会などでも使える曲なので、マスターしておくといいでしょう。
浪漫飛行 / 米米CLUB
浪漫飛行も低音イケボが映える人気のある懐メロです。時代を感じさせないメロディラインなので、年齢を問わず人気があります。
全体的に高揚感を感じさせる曲なので、イケボの響きを意識しつつ、声の伸びにも気をつけながら歌ってみてください。
サビは高音もあるので、原曲キーで歌うなら高音イケボもマスターしておきましょう。
カラオケでイケボを使いこなして誰もが惚れる声の持ち主に!
イケボを上手に出すためには、低音をただ単に出すだけでなく、胸にしっかり響かせたチェストボイスをマスターすることが重要です。
またその声を安定させるために、必ず腹式呼吸をマスターしましょう。
イケボを使いこなせるようになると、渋みと落ち着きのあるダンディーな声で周りを魅了することができますよ。
今回紹介したイケボの出し方やテクニックを参考にしながら、イケボを習得してみてくださいね!
カラオケでイケボが出せるようになれば、普段の声にも艶っぽさや落ち着きが増して素敵な声になります。
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