音痴の人にとってカラオケは敷居の高いものです。カラオケに参加することになったものの、どんな曲を歌えばいいのかと悩んでしまった経験をもつ方も少なくないと思います。
自身が音痴だと感じている方は、歌いやすい曲や自分の声に合った曲を選ぶよう意識しましょう。
今回は、カラオケで音痴に悩んでいる人でも気軽に歌える、おすすめの曲をご紹介いたします。
もくじ
カラオケで音痴な人は、歌いやすい曲を選ぶことが重要!
合コンや飲み会のあとの二次会では、カラオケが候補に上がることがあります。歌が得意であればカラオケは楽しいひとときになりますが、音痴の人にとってカラオケは苦痛な時間になってしまうものです。
カラオケの場を乗り切るためにも、歌いやすい持ち歌をいくつか用意しておきましょう。
音痴な人にとっての歌いやすい曲には、以下の3つの条件があります。
1. 音域がそれほど広くない
低い音から高い音までをフルに使っている曲は、音痴の人にとってはかなり歌いにくいものです。特に、低い部分から一気に高音に移行したり、音階をあちこち忙しく行き来したりするような曲は、上級者でも歌いこなせないことがあります。
無難にカラオケをするのなら、音域の狭い曲を探しましょう。
2. リズムが複雑ではない
音程はある程度取れるものの、リズム感に自信がないという方もいると思います。音痴に悩んでいる方は、テンポが頻繁に変わる曲やリズムが複雑な曲を選ぶのは避けましょう。
リズムが単調な曲やテンポが一定の曲であれば、苦心することなく歌いこなせます。
3. 歌詞を発声しやすい
曲の中に歌詞がギュッと詰め込まれているような曲は、舌がもつれてしまいうまく歌えないことがあります。特に、ラップ調の曲は十分に練習しなければ、なかなか歌いこなせません。
ゆったりとしたテンポのなかにわかりやすい歌詞が当てられている曲を選び、朗々と歌い上げましょう。
カラオケで音痴な人でも歌いやすいおすすめ曲10選
音痴に悩んでいる方は、自分に合った歌いやすい曲をじっくり探してみましょう。好みの曲が見つかったら何度も聞いて覚え、自宅で口ずさんだり一人カラオケで練習したりするとよいでしょう。何度か歌ってコツをつかんでおけば、人前でも緊張することなくカラオケを披露できます。
ここからは、音痴な人でも無理なく歌えるおすすめの曲をご紹介いたします。
1. いきものがかり「ありがとう」
多くの人に知られている人気曲をチョイスしたいのなら、いきものがかりの「ありがとう」がおすすめです。この曲は連続テレビ小説の主題歌になったこともあり、発売から時間が経過しても変わらぬ人気を集めています。
「ありがとう」は曲調が穏やかで高音や低音になる部分が少ないので、音痴に悩む人でも無理なく歌い上げることができます。メッセージを誰かに語りかけるような優しいイメージで歌いましょう。
2. PUFFY「アジアの純真」
PUFFYの曲は、地声でおしゃべりをするような感覚で歌えるので、音痴なことがバレにくいという良さがあります。高音や裏声がうまく出せない方には、PUFFYの楽曲がおすすめです。
なかでも「アジアの純真」は音域が狭くテンポも程よいので、カラオケが苦手な方でも気軽に歌えます。
幅広い世代に知られている人気曲を選び、盛り上がりながら楽しく歌ってください。
3. Perfume「ポリリズム」
Perfumeの曲はダンサブルなものが多く難易度が高い印象がありますが、「ポリリズム」は意外と歌いやすい楽曲です。シンプルな4つ打ちのリズムで進行するためテンポ感をつかみやすく、初心者でも気持ちよく歌い上げられます。
また「ポリリズム」は繰り返し部分が多く比較的単調ですし、音程も程よいバランスなので、それほど無理をせずとも綺麗に歌えるのです。
4. AKB48「恋するフォーチュンクッキー」
「恋するフォーチュンクッキー」はアイドルが歌う曲としてはかなりシンプルな構成になっています。音域もそれほど広くないので、気軽に歌えるでしょう。
この曲は平井堅さんがカバーしたことでも知られています。女性向けの歌のように思われがちですが、キーを変更すれば男性でも上手に歌い上げられます。
5. 中島みゆき「糸」
「糸」はカラオケの定番ともいえる一曲です。キーが低めで曲調がゆったりとしているので、歌声に自信がない方でも歌いこなすことができます。
ソプラノの高い声がうまく出せないという方には、中島みゆきや松任谷由実といった、アルトの声が特徴的な歌手がリリースしている曲が合っています。
曲調が平坦ながらメッセージ性が強いこの曲は、思いを込めてしっとりと歌い上げるのがおすすめです。
6. THE BOOM「島唄」
THE BOOMは沖縄出身のロックバンドグループです。部分的に琉球音階が取り入れられている「島唄」は、沖縄らしいカラリとした雰囲気が特徴的です。
曲調がゆったりとしていて音階もそれほど上下しないので、高音や低音が出しにくいと感じる方でも難なく歌えます。また、多くの人が知っているメジャーな楽曲なので、受け入れられやすいという良さもあります。
7. 浦島太郎(桐谷健太)「海の声」
「海の声」は「島唄」とテイストが似ていますが、こちらもおすすめの曲です。
レとラの音が使われていない琉球音階が「海の声」の特徴です。使われている音が少ないため曲調がシンプルですが、メロディーが美しいため誰が歌っても曲の魅力を十分に表現できます。
こういった楽曲は小さな声で歌うと綺麗に聞こえないため、しっかりと声を張って堂々と歌い上げましょう。
8. 斉藤和義「ずっと好きだった」
斉藤和義の曲は、澄んだ声が出しにくい方でもチャレンジしやすいという良さがあります。「ずっと好きだった」は曲調がシンプルですし、メッセージ性もあるのでカラオケの場に華を添えられます。
楽曲の魅力を表現するためにも、地声で少しぶっきらぼうな雰囲気に歌い上げてみましょう。
9. 米津玄師「Lemon」
米津玄師の曲は難しいというイメージがあるかもしれません。確かに「Lemon」のメロディーは少し複雑です。
しかし、歌詞をしっかりと語るように歌えば意外と綺麗に聞こえるものです。メロディーのみを意識するのではなく、歌詞を伝えることを重視して歌い上げてみましょう。
この曲は男性向きに思われますが、女性が低音を響かせながら歌うのもおすすめです。
10. SMAP「世界に一つだけの花」
「世界に一つだけの花」はダブルミリオンを達成した大ヒットシングルです。この曲は音階がそれほど難しくなく、音域も限られているので無理なく歌えます。
また、「世界に一つだけの花」はもともとSMAPが5人でハモりながら歌っていた曲なので、大人数のカラオケに向いています。誰かと一緒に歌えば、カラオケに対する抵抗感も和らぐかもしれません。
SMAP解散後にも多くの人によって歌われている人気曲にぜひチャレンジしましょう。
カラオケで音痴な人は歌いやすい曲を選ぶのがコツ
自分が音痴だと感じている方でも気持ちよく歌いこなせる曲はたくさんあります。
音痴の人がカラオケ曲を選ぶときのポイントは、自分の音域や声の質を把握し、歌いやすい曲を選ぶことです。もしかすると、普段なかなか歌わないような曲が自分にマッチするかもしれません。
サブスクで曲を探したり一人カラオケを試したりと工夫し、自分にぴったりな1曲を見つけてくださいね。
「カラオケ音痴を克服したい!」そんな方は、Beeカラでレッスンを受けてみましょう。(今なら無料体験レッスンが受けられます!)